2012年2月23日木曜日

今年行われた将棋の第46期王位戦(羽生善治王位 対 佐藤康光棋聖)の第二局で、...

今年行われた将棋の第46期王位戦(羽生善治王位 対 佐藤康光棋聖)の第二局で、羽生王位が不可解な投了をしましたが、そのときの西日本新聞の解説を見逃してしまいました。その時なぜ羽生王位があのような互角の局面で投了したのかを知りたいです。


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中盤の局面ではありますが、互角とは言えず、東大将棋によれば後手が優勢のようです。羽生王位にしてみれば手数は続くものの逆転の見込みはないと判断したようです。



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昨年の名人戦第一局の森内戦でも同じようなことがありました。10~20代の頃の羽生さんは、最後まであきらめない棋風でしたが、それは、近年の「現代将棋」事情が変わったためです。



最近の棋士は、序盤の研究が進み少しずつリードを広げて逆転不可能な将棋に持っていくことが多くなりました。

今回は、中盤戦が難解すぎてプロでもどちらがリードしているか分からないが、もうこの時点でどちらかに大差が付いていることがよくあり、羽生さんはそれに気付きもう勝ち目がないと判断し、投了されたと思います。



近年羽生さんの影響を受けて他のトッププロの差が縮まってきたためです。(相撲で言えば、4横綱6~9大関時代です)。※名人戦A級順位戦は『死のグループ』リーグ戦と化してます。谷川九段は今年の竜王戦予選1組から2組に降級となりました。羽生四冠も竜王戦1組予選敗退です。



★19日/16日に解決した私のベストアンサーを参考にしてください。

http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/

http://www.nhk.or.jp/goshogi/journal/

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