将棋に質問です。
穴熊の姿焼とはどういうことでしょうか?
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論より証拠、こちらの将棋をご覧下さい。
脇謙二 vs 土佐浩司 1981-02-12 王位戦
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=29137
「姿焼き」系では結構有名な将棋だと思います。
投了図で先手の玉は四枚穴熊が堅く残ったままですが、後手玉は全くつかまらず入玉必至で、指し続けても先手に勝ち目はありません。
このように、玉だけが堅いままで残っていても他方で大きくリードを奪われてしまい、将棋自体はボロ負けになっている状態を「穴熊の姿焼き」と言います。
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普通の対局なら、負けたほうの玉には終盤に王手の1回ぐらいは掛かるものですが、穴熊の場合は1回の王手も掛けられず囲いもしっかり残っているけど、ほかの部分がボロボロで必敗ということがたまにあります。詰みまで指せば手数は伸びるけど逆転の余地はなく、しかたなしに投了したなんて場合、穴熊の姿焼きが一丁あがりです。
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