2012年2月25日土曜日

将棋の7大タイトルの中で 格付けするとどうなりますか?

将棋の7大タイトルの中で 格付けするとどうなりますか?


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日本将棋連盟

での公式のタイトルの序列は

契約金順で

日本将棋連盟HPの棋戦情報にあるように

http://www.shogi.or.jp/kisen/index.html



竜王戦

名人戦

棋聖戦

王位戦

王座戦

棋王戦

王将戦



の順番です。



タイトル戦の格付けとは別に

棋士の序列で言うと

竜王と名人のタイトルホルダー

に関しては、棋士番号が小さい方が

上位になります。

今(2008/2/27)だと

羽生名人、渡辺竜王、深浦王位、佐藤棋王の順になります。

日本将棋連盟HPの棋士紹介

http://www.shogi.or.jp/player/index.html



歴史の古さで言うと



名人戦:1935年

竜王戦:1950年(前身の九段戦、十段戦から)

王将戦:1951年

王位戦:1960年

棋聖戦:1962年

棋王戦:1974年

王座戦:1983年(非タイトル戦時代を入れると1953年)



ただ、最近ある本を読んで知ったのですが、

王座戦は非タイトル戦時代も契約金全体はともかく、

賞金、対局料はあるタイトル戦よりは多かったそうで

あえて非タイトルにしていたようです。

(最近の朝日オープンのようなものです)



また、棋聖戦は産経新聞社ですが、

ある意味では王位戦の前身にあたる早指し王位決定戦では

産経新聞社がスポンサーです。

(王位戦の主宰である3社連合の観戦記者であった

故能智映氏の著作で関連性があることを読んだ記憶があります)



格付けは微妙なところですが

家元制のある江戸時代から続いている名人が一番

と思う人が多いのは間違いのないところです。

(実力制名人制度はそれまでと断絶しているという見方も

ないこともないですが)



あと、王将戦は歴史も古いですし、

木村-升田の陣屋事件や

升田-大山の香落、

阪神大震災後の谷川さんによる羽生7冠阻止

や羽生7冠達成など歴史的対局も多いので賞金とは別に

格が高くてもいいんじゃないかと個人的には思います。



名人戦と王将戦以外は

賞金順とほぼ変わらないと思っている人が多いのではないでしょうか。

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