将棋に詳しい方に質問致します。

将棋に詳しい方に質問致します。

四間飛車穴熊の対抗作戦として居飛車側が銀冠が有効といわれている理由は何なのでしょうか？



よろしくお願い致します。

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角筋を止める単純な（左金を38（72）に持っていく）

四間穴熊として回答します。

私の考え

①居飛車穴熊との対抗形の場合は

振り飛車は飛車を玉側に戻し

玉頭戦に持ち込み、居飛車の飛車先を

甘く（無視）する戦い方があります。

これに対して銀冠は上部が手厚いので

同様の手法で手を作りにくく、

振り穴は左辺で勝負する事が多くなります。



②振り穴から見て、盤面左側の戦いになった場合、

銀冠側のポイントとしては角筋を止めないことです。

四間穴熊は66（44）銀型を作れれば優秀ですが

角筋を止めずに駒組みされると66（44）銀型を作れません。

振り飛車から有効な手が無いのに対して、

銀冠側は、端・玉頭・4（6）筋いずれかの位を取って

駒を盛り上げ、玉頭戦の準備をすることが出来ます。

終盤の貯金を一方的することが出来ます。

玉頭と反対側でも銀冠側はいつでも75（35）歩や桂馬活用等、

有力な仕掛けがあり主導権を握っています。

振り穴側は、簡単に作戦負けします。



③上記の過程を経て終盤になると、

銀冠側は確実な攻めがあり後は指すだけ、

振り穴側は手をひねり出さなければならない、

無理して急がなければならないという展開になりがちです。

この状況では、銀冠は寄せづらいのに対し、

穴熊は飛車で睨んで駒を張り付ければ一手一手となります。

確実に銀冠の金銀を剥がせる余裕があれば問題ありませんが・・

最終的に攻防の角や詰めろ逃れの詰めろの玉頭戦になれば

終盤までの貯金が物を言います。

あれっ穴熊は銀冠より固いはずなのに・・となります。



最後に、四間穴熊でもレグスペはかなり違います。

また、47（63）金型も広瀬前王位の活躍により

有力とされていますので単純ではありません。

結局、経験があるほうが有利ということだと思います。

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穴熊は横からの攻めには無類の強さですが、上から攻められると以外ともろいからです。仮に振り穴が後手としたら、8四の地点が急所です。



居飛車の狙いとして、歩を2枚と桂を持ったら、▲8四歩と突き△同歩▲8五歩△同歩▲8四歩という手筋があります。すると後手は次の▲8三桂をどうやっても防げません。



居飛車は銀冠にしておけばこの筋が狙いやすいのです。場合によっては銀冠穴熊にもできます。

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いろいろ有ると思います。



・上部に厚い構えなので、四間穴熊特有の、飛車を３筋か４筋に戻しての上からの攻めに強い。

・穴熊を上から攻めることができる。

・穴熊ほどではありませんが、堅い形なので、互角の捌きでは、なかなか攻略が難しい。

・相穴熊だと、穴熊側の桂馬の活用が難しいが、銀冠だと、活用しやすい。

・振り飛車からの符号で、５一角～８四角もしくは、７三角としたときに角が使いやすい。また、４二角とされただけで、飛車先に当たる場合も多く角が使いやすい。

・先ほどの４二角から、居飛車の銀・桂をつかっての攻めがしやすい。



他にもあると思いますが、いろいろなメリットがあるからだと思います。

やはり後半の上からの攻めが見せれるのが一番大きいかな？



ご参考まで。