将棋界で菅井竜也五段のように「成績抜群」という理由で昇段した棋士は何人いますか?竜王戦とか、昇段規定を定めているものではなく、審議会などが行われた場合という意味です。
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・屋敷伸之五段(当時。以下同様)が棋聖位獲得・防衛などの「抜群の成績により」
1991年4月1日付で六段に昇段
・タイトル3度挑戦、うち王位を奪取した郷田真隆四段が「成績抜群」と判断されて
1992年10月1日付で五段に昇段
あとは2009年の阿久津六段→七段と今回の菅井四段→五段、とを入れて
4人ってところでしょうか。
七段以上の棋士の「抜群の成績による」昇段はなかった(今後も多分ない)と思います。
※1…屋敷五段・郷田四段の時代は棋聖戦が年2回だった。
※2…2009年までは「タイトル挑戦」「タイトル獲得」「全棋士参加棋戦優勝」
による昇段規定がなかった。
他には「女流六段」にも具体的な規定はないので
(「抜群の成績と実績を理事会で審議の上決定することがある」とされている)、
現女流六段の清水市代・中井広恵のお二方を入れるなら
「6人」ってことになります。
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自分が知ってる限りだと、朝日杯で優勝した阿久津七段のみです。
追伸 もう少しこの辺りも竜王戦のように制度化した方がいいでしょうね。
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大和証券杯・朝日オープン(リニューアル)ができてからだと思います。
その前に居たのは、ちょっと記憶に無いですね。
(あるとしたらリニューアル前の朝日オープン優勝で堀口一史座七段が昇段したかも)
2009年に阿久津主税七段が、朝日オープンで優勝したのが、今回の菅井五段の前例です。
<追伸>
連盟もこの辺をルール化したほうがよいのぢゃないですかね?
このような「密室での談合」的な決定方法だと、どこかの伝統スポーツ団体みたいな印象を受けます。
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