2012年3月11日日曜日

居飛車の将棋を研究したいのですが、どのような方法で学べばよいでしょうか。でき...

居飛車の将棋を研究したいのですが、どのような方法で学べばよいでしょうか。できるだけしっかりしたアドバイスをいただきたいので非常に長い経緯を書いておきます。

今は四間飛車オンリー(特に穴熊)で戦っている将棋の愛好家です。棋歴は去年の12月から始めたので10ヶ月くらい。一番好きな棋士は光速の寄せの谷川浩司さんです。道場にも通っています。道場では記録係もさせてもらいそれが大変良い勉強になりました。棋風は攻めるタイプです。初めて手にした戦法書が祖父の書庫にあった鈴木英春さんのカマイタチ戦法でした。手筋や詰将棋、次の一手などを除けば基本的に鈴木英春さんの本5冊で勉強したので今思えば相当変化球から入りました。(このころはともかく道場にいる県代表クラスの将棋の記録係をやりまくりました。)将棋を始めた当初は英春流を指す人は珍しかったせいもありそこそこ勝てました。がある程度の県の中堅クラスになるとそれだけでは勝てず、何かレパートリーを増やさねばならないと思いました。個人的に言うならカマイタチ戦法は対居飛車の戦い方でかなり苦戦を強いられましたので一通り学んだあといったん止めにしました。

次に何を学ぼうかとした時、普通に好きな棋士が谷川さん。だったら居飛車、それも角変わりなどを学ぶのでしょうが、そうはしませんでした。タイムリーに広瀬章人王位の、今は本屋さんにもなかなか置いてない『とっておきの相穴熊』を友達が貸してくれた事や『広瀬章人四間飛車穴熊勝局集』が発売したことがあっていつの間にか四間飛車穴熊で戦っていました。四間飛車穴熊の感覚が新鮮だったことや、案外相手の指し方が絞りやすい(居飛車党の方を侮辱するわけではないですが基本的には銀冠か穴熊ですよね。急戦はどうも芳しくないようですし)ことがあってはまり込んできました。もちろん今でも四間飛車穴熊は大好きです。勝局集も一日約3局先後入れ替えて約6局程度棋譜を並べてますがやはりあこがれた棋士のスタイルが忘れられません。谷川さんの全盛期の光速の寄せのような居飛車を目指したいのですがどこからどういう手順で勉強すればよいのか棋力の割にキャリアが低くわかりません。矢倉、横歩取り、棒銀、相がかり、ひねり飛車、腰掛け銀などあまりにもたくさんあり的が絞りにくい居飛車をどのように学んでいけばよいのでしょうか。

大変長く見苦しい文を申し訳ありませんでした。もっともっと強くなりたいです。誠意ある回答よろしくお願いいたします


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最近激指し10の五段+とばかりに平手で勝負してました。→徹底的に勝負しまくりました。(無制限です)

(激指し側を居飛車指定五段+、振り飛車指定五段+、キャラクター五段+と勝負)



感想戦は激指し10の六段+で棋譜分析して自分の指し手を検討してました。(検討モードにて)

また激指し側から見て自分の指し手を検討する事も多々あります。(自分の指し手に隙があるかどうかなどを確認する為)



当然負けますが、段々と棋力が上達しているのがわかりました。



そこで、激指し10の三段と5番勝負してみた所、3勝2敗と勝ち越した次第です。(無制限)



本当に棋力が上達しているのか、まだ半信半疑だったので道場に行って数人の方と勝負した所、相手の指し手が激指し10の5段+よりか全然甘い事が理解できました。(1日で13戦10勝3敗) 相手の棋力は不明です。

(激指し10の5段+の方が全然キツいです。序盤互角でも中盤~終盤で突き離されます。)



徹底的に強い将棋ソフトと序盤イカサマ無しの勝負を繰り返してみてください。相当強くなりますよ。

(イカサマ(対将棋ソフト専用の定跡があるらしい・・・?)しても多分通用しないと感じますが・・・?)



お勧めは『激指し10』です。(このソフトをスムーズに思考させる為だけにパソコンを買い替えました。)



今の将棋ソフトは県代表よりも強いですので、良い勉強になりますよ。



尚一般道場との棋力の比較です。



激指し10二段→道場三段

激指し10三段→道場四段

激指し10四段→道場五段

激指し10五段→道場六段

激指し10六段→道場七段



これは、一般的なアマ五段クラスの方が激指し10の四段にコロコロと負けているからです。(六か月で将棋五段になる方法のサイトにアップしてました。)http://hantosidegodan.seesaa.net/



また、キャラクター別に得意戦法がありますので、自分が勉強したい戦法を選ぶ時に丁度いいです。



矢倉戦、角換り戦、横歩取り戦、四間飛車、三間飛車、ゴキゲン中飛車、対四間飛車、対三間飛車、対中飛車



などなどです。お蔭で激指し二段~三段クラスでは全部の戦型でそこそこの勝負になるようになりました。



(まだまだ四段にはかないません)



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相掛かり(棒銀、腰掛銀)→角換わり(棒銀、腰掛銀)→対振飛車→矢倉→横歩取りの順で覚えるのが理想だと思います。

いろいろ覚えるのがめんどくさいのであれば、最低限角換わりと対振り飛車ができれば十分戦えます。

攻めの棋風ということなので、オススメの戦法は相掛かり引き飛車棒銀と横歩取り8五飛です。


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居飛車=相手に合わせるのが基本なのでどれかに絞るのは難しいのではと思います。



どれかに絞るなら振り飛車ですがゴキ中と石田流を使う。というのが一番楽ですね。



谷川浩司九段も

ゴキ中使いますし(*^o^*)



また光速の寄せは居飛車、振り飛車共通なのでゴキ中など自分の囲いが薄く、相手の囲いが固い状況でこそ発揮されると思います☆



もしそれでも居飛車がいいなら全て勉強(ひねり飛車以外)をするしかないです☆


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居飛車は、相手に合わせて戦い方を変える物なので、正直に言えば、全部勉強しないといけません。

けど、いきなり全部といわれても、困ると思います。



個人的は、振り飛車をやられているので、まず対振り飛車の居飛車側。

そのあとは、好みでいいと思いますよ。



たとえば、もう手に入りにくいですが、谷川さんの全局集で棋譜並べをして、なんとなく興味を持った戦法から勉強していくとか、谷川さんといえば角代わり、とおもうなら角代わりからやってみたらいいと思います。

ちょうど最近、よくわかる角換わりという本が出ているのでとりあえず買って読んでみるとかしてみればいいと思いますよ。



将棋の勉強法に決まりはないので、好きなのをやればいいと思います。

実際に居飛車を指してみると、困ることが出てくると思うので、困ったときにまた、別の戦法を勉強したり、相手の差し手を見て、気になった戦法を勉強して、レパートリーが増えていく物ではないでしょうか?

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